


ふくれ菓子は、宮崎県都城で昔から家庭で作られていた釜蒸し菓子です。
それぞれの家ごとにふくれの味があって、お母さんやばあちゃんが作ってくれるふくれは、
子どもたちのお腹も心も満たしてくれる幸せなおやつでした。
蒸しあがると2倍以上にぷうっと膨れることからいつの頃からか「ふくれ」と呼ばれるようになったそうです。
マルハチフクレは、ふくれ菓子の専門店「まるはちふくれ菓子」店のオンラインショップです。


まるはちふくれ菓子店は1990年の創業。私たち孫の世代で3代目になります。そのはじまりは、ばあちゃん。ふくれ菓子をつくるのがとても上手で友人宅への手土産に提げて行くのが十八番でした。それがおいしいと評判になり、ぜひ売ってほしいという声まで届くようになります。そこでばあちゃんは夢を膨らませ、思い切ってお店を出すことにしたのです。「まるはち」という屋号は、ばあちゃんが大好きだったじいちゃん「米丸祐八」の名前からとりました。


釜に入れ、蒸気がもおっと上がってくれば、おいしいふくれのできあがり。その釜のなかで大きくふくれたふくれの表面が割れることを「花が咲く」と言います。ふわふわ、おいしく蒸しあがりましたよというサイン。ばあちゃんはいつも、釜に向かって「ふくふく、ふくれ。ふっくら、ふくれ」と呪文を唱えていました。
宮崎県都城で
毎日蒸してます
まるはちふくれ菓子店は、ふくれ菓子だけを作っている宮崎県都城市のちいさなお店。ばあちゃんの思いとレシピを受け継ぎ、その教えに習って孫夫婦2人で今も一から手づくりしています。生まれ育った故郷で、ばあちゃんのふくれを作れる喜び。日曜日以外、毎日、蒸しています。
まるはちふくれ菓子店
〒 885-0042 宮崎県都城市上長飯町12-1
10時開店~売り切れ次第終了 日曜定休