「幸せ上々都城」に移り住んで７年。勇気を振り絞ってやってきたのを覚えています。

ふくれ菓子との出会いは、知人からの紹介でお会いしたご夫婦との出会いから始まります。
にこやかに、軽やかなテンポで初対面のご挨拶を交わしたのですが...私にそのご夫婦を紹介してくれた知人は、
知人「あのふくれ菓子のオーナー様です」
私「あ、そうなんですね！初めまして小泉です」ととっさに反応した私。

「あの？」（あの？...ってことは知ってて当然の時につけるヤツだ）と見えない汗がドバっとでます。
「ふくれ菓子ってなに？検索したい！検索しなきゃやばい。この状況、話が続けられない！」

ここから私のふくれ生活はスタートするのです。私はふくれ菓子に出会ってから様々な体験をしています。あんなこと。こんなこと...

さて、私は何しに都城に来たかといいますと、雑貨屋の店⻑を任命されてここ「幸せ上々都城」にやってまいりました。←いちいち言います。
雑貨屋というとたくさんの商品を想像されるかと思いますが、その通り。雑貨の数だけ取引先がありまして、たくさんのお取引先様とお会いすることが多いんです。人見知りで、交流性が低い私にとって、手土産はめちゃめちゃ大切。相手への配慮とか、もちろん渡すときの一言とか、コミュニケーションのきっかけにも...そんなこんなを考えると手土産を選ぶのにもたちまち気持ちが追い込まれます。

これまではカンカンに入ったお煎餅や、チェーン店やネットで手に入る有名どころのお菓子などを利用していましたが、いつものお取引先様にふくれ菓子を持って訪問したことがありました。普段は不在率の高い社⻑様が、その日はたまたまいらっしゃって、あからさまに動揺した私は真っ先にふくれ菓子を渡しました。

すると、「おぉ！嬉しいです！これ大好きなんですよ！おいしいですよね〜」とおっしゃっていただき、お相手様も私も、気持ちにふわっとゆとりが出たような...それをきっかけにお互いリラックスすることができました。

あげる方ももらう方も気を遣わない、お互いの緊張をほぐしてくれる手土産として、ふくれ菓子は今でも私を助けてくれています。

小泉広美さん

都城市在住／仲良し3人家族／ふくれ歴：1年半／すきなふくれ味：プレーン／仕事：販売／趣味：キャンプ、ショッピング、旅行